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企業情報

社長メッセージ

ご挨拶

 深海資源開発株式会社(Deep Ocean Resources Development Co., Ltd.:略称DORD)は、深海資源の一つであるマンガン団塊の調査・開発を目的として1982年に官民が一体となって設立した企業です。

 膨大な埋蔵量を有するとみられる深海底鉱物資源に対する世界的な関心の高まりの中、我が国においては鉱物資源の安定供給の観点から、マンガン団塊のほか、海底熱水鉱床、コバルトリッチ・クラスト、レアアース泥などの海洋鉱物資源の開発への期待が高まっています。

 DORDは、設立以来ハワイ沖深海底のマンガン団塊について調査船を用いた航海調査を実施してきており、1987年には国際機関において75,000㎢の鉱区を取得し、2001年には国際海底機構(International Seabed Authority:略称ISA)と15年間の探査契約を締結、さらに2016年に5年間の契約延長をし、資源調査や環境影響調査等を行っています。
また、当社においてこれまでの調査で得られたデータ等をISAに提供し、深海底資源の調査・開発に関する国際ルール作りに参画するとともに、開発途上国の人材養成のための研修生受け入れ、海外調査機関とのコラボレーション等、国際社会への貢献も行っております。

 今後、ISAにおいて策定される開発に関する規則・ガイドラインを踏まえ、深海底資源開発を取り巻く社会環境の変化が加速度的に進むことが予想されますが、当社はマンガン団塊のより精度の高い資源量の把握、採鉱・揚鉱・製錬の要素技術及びシステムの開発、海洋環境影響調査を積極的に推進し、深海底鉱物資源開発会社としての持続的な成長と社会への一層の貢献に寄与してまいります。

 ステークホルダーの皆様のご期待にお応えするよう邁進して参りますので、引き続きご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


代表取締役社長 伊與田能輝

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