国際海底機構(ISA)とは
国際海底機構について
公海域の深海底鉱物資源は、海洋に関する権利・義務などを包括的に規定した多国間条約である「国連海洋法条約」のもと、「国際海底機構(ISA)」という国際機関が一元管理しています。現在、以下の国々がそれぞれ公海域において排他的探査権を付与され、探査等の活動を行っています。
[マンガン団塊]
探査契約 締結年 |
探査契約者・保証国 |
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2001年 | 旧共産圏諸国連合、ロシア、韓国、中国①、日本、フランス |
2002年 | インド |
2006年 | ドイツ |
2011年 | ナウル |
2012年 | トンガ |
2013年 | ベルギー、英国① |
2015年 | キリバス、シンガポール |
2016年 | 英国②、クック諸島 |
2017年 | 中国② |
2019年 | 中国③ |
2021年 | ジャマイカ |
[熱水鉱床]
探査契約 締結年 |
探査契約者・保証国 |
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2011年 | 中国 |
2012年 | ロシア |
2014年 | 韓国、フランス |
2015年 | ドイツ |
2016年 | インド |
2018年 | ポーランド |
[コバルトリッチ・クラスト]
探査契約 締結年 |
探査契約者・保証国 |
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2014年 | 日本、中国 |
2015年 | ロシア、ブラジル |
2018年 | 韓国 |
■国際海底機構(ISA: International Seabed Authority)
設立 | 1994年11月16日 |
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事務局 | キングストン(ジャマイカ) |
加盟国 | 国連海洋法条約締約国全て(167か国+EU ※2017年7月25日現在) |